セキララボ編集部過去にパートナーの言葉に振り回され、「私が悪いのかな」と自信を失った経験があります。恋愛心理やモラハラの勉強を重ね、“相手に合わせる恋”ではなく“自分を大切にする恋”の大切さを実感しました。同じ悩みを抱える女性に寄り添いながら解説しています。



「俺がいないとダメだろ?」そんなセリフを言われた瞬間、胸の奥がぎゅっとなる。
嬉しい気持ちも、ちょっとした安心感もあるけれど… どこかで “モヤッ” とした違和感が残ることってありませんか?
- 愛情なのか
- 心配なのか
- それとも モラハラ のはじまりなのか
自分では判断できなくて、周囲の友人に相談しても「気のせいじゃない?」と流されてしまうケースも多いもの。
この記事では、「俺がいないとダメだろ?」という言葉に隠れた心理や、不安からの言葉とモラハラの言葉の違い、見極めるためのポイント、心を守る方法、そして最終的にあなたが幸せになるヒントまで、やさしく・具体的に解説していきます。



ひとりで抱え込まなくて大丈夫。
あなたのペースで読み進めてくださいね。
■結論|「俺がいないとダメ」は“甘え”でも“支配”でもある
まず先に結論を言います。
「俺がいないとダメだろ?」という言葉は
“相手の不安”から出る場合と
“相手の支配(モラハラ)”から出る場合の2種類がある。
この二つの違いは、言葉そのものではなく“その後の態度と行動”で判断できる ということ。
恋愛でも夫婦関係でも、「俺がいないとダメ」は愛情のように聞こえる一方、“精神的な支配”に使われることも多く、とくに自己肯定感が下がりやすい女性は、その違いを見極めるのがとても難しいんです。
ここからはその違いを、ゆっくりほどいていきますね。


■「俺がいないとダメ」と言う相手の心理
不安からなのか、モラハラなのかを見極めるために、まずは相手の心理パターンを知るところから。
●相手の“不安”から出た言葉の場合
相手自身の自己肯定感が低い場合、「君に必要とされたい」という気持ちからこのセリフが出てくることがあります。
- 見捨てられるのが怖い
- 他の男性に奪われる不安
- 自分の価値をあなたで確認したい
- 家族や仕事のストレスで弱っている
そんな心理からの発言なら、その後の態度には 優しさや理解 が見えます。
あなたが嫌がると引き下がったり、「ごめんね」と素直に謝ったり、 話し合いができるのが特徴です。
●相手の“支配(モラハラ)”から出た言葉の場合
こちらはまったく違うパターン。
モラハルハラスメント(モラハラ)に傾いている男性は、相手を“弱らせるため”にこの言葉を使います。
- あなたの自信を奪いたい
- 相手を下に置きたい
- コントロールしやすくしたい
- 自分の思いどおりに動かしたい
- 逆らわれると不機嫌・無視・攻撃
こうした特徴がある場合、「俺がいないとダメ」は 支配の言葉 と言えます。


■不安かモラハラかを見極める5つのポイント
ここが一番大事な部分です。
●① 言ったあとの態度で判断する
ここが一番わかりやすいポイントです。
不安の場合
- 怒らない
- 引き下がる
- 話し合いができる
- あなたの意見を尊重する
モラハラの場合
- 話し合いを拒否
- 不機嫌になって黙り込む・無視
- 怒る・責める・人格否定
- あなたのせいにする
●② あなたの自由が増えるか減るか
不安からの言葉なら、あなたの自由を奪いません。
モラハラの場合は逆で、
- 友達と会うことに文句を言う
- 家事のやり方に細かく指摘
- 仕事に口出し
- スマホを監視
- 趣味・外出を制限
●③ 話すと“軽くなる”か“重くなる”か
不安からの言葉なら、話したあとは心が軽くなるもの。
モラハラなら、
- 苦しい
- 怖い
- 罪悪感が増える
- あなたが悪いと思わされる
こんなふうに“心が重くなる”のが特徴。
●④ くり返されているかどうか
誰でも感情的になることはあります。一度きりなら不安や冗談の可能性も。
でも、同じ言葉を何度もくり返す場合、それは行動パターンになっている証拠。
不機嫌 → 攻撃 → 反省しない → またくり返す
は典型的なモラハラの流れです。
●⑤ 自己肯定感がどう変化したか
ここ、めちゃくちゃ大事。
不安の人と付き合っていると、自己肯定感は大きく下がりません。
でもモラハラ相手といると、あなたはどんどん弱らされます。
- 自信がなくなる
- 自分の考えを言えなくなる
- いつも相手の機嫌を気にする
- 周囲と距離ができる
- 価値観が相手中心になる
あなたの人生が、徐々に“相手のルール”で埋められていくんです。


■自己肯定感が弱いと見極めにくい理由
これはあなたが悪いわけじゃありません。
むしろ優しい・思いやりがある・責任感が強い女性ほど、モラハラに巻き込まれやすいと言われています。
- 相手を責められない
- 自分が悪いと思ってしまう
- 断れない
- 罪悪感を持ちやすい
- 相手を優先しすぎてしまう
その優しさが、モラハラ加害者には“都合よく”映ってしまうんです。
だから、恋愛や夫婦、生活の中で違和感を覚えたときは、あなたの感覚が間違っていないことを忘れないでください。


■モラハラの人がよく使う“危険な言葉”
あなたが該当するものがあるかチェックしてみてください。
- 「お前が悪いんだろ」
- 「俺の言うことだけ聞いてればいい」
- 「友達なんて必要ない」
- 「どうせお前なんか」
- 「外面ばかり気にしてる」
- 「家族のために我慢しろ」
- 「離婚なんてできるわけない」
暴言や批判が増えたり、あなたの生活・行動を制限する言動が増えてきたら、それは精神的DVの初期症状です。


■今日からできる自分を守る3つの方法
ここでは、あなたが“今すぐできる対策”だけを紹介します。
●① まずは少し距離を置いて“冷静さ”を取り戻す
電話やLINEの頻度を減らしてもOK。
距離ができると、相手の言動が客観的に見えるようになります。
●② 「境界線」を作る
相手に言いにくいと思うかもしれないけど、「嫌なものは嫌」と言うのは勇気ではなく“自分の尊重”です。
- NG:「なんでそんなこと言うの!?」
- OK:「その言い方はつらい」
●③ 誰かに相談する(ここ本当に大事)
友人、家族、カウンセラー、もちろん占いなど第三者の視点を入れると、あなたの状況が一気に見えやすくなります。


■“ひとりで判断できない”と感じたら——占いを活用する選択肢
モラハラかどうかの判断は、ネットの記事だけでは難しいこともあります。
なぜなら、
- 相手の性格
- あなたの気質
- 2人の相性
- 今の生活状況
が複雑に絡み合うから。
そこで有効なのがココナラのチャット占い を使う方法です。
■【ココナラのチャット占い】を使うメリット
① 匿名で相談できる
旦那さん・恋人・彼氏のことでも気軽に話せます。
② 相手の“本当の心理”がわかる
言動の背景、言葉の意図、感情の動きを読み解いてもらえます。
③ あなたが幸せになる“最適な選択”を提案してくれる
別れ、距離、改善方法など、あなた専用のアドバイスがもらえる。
④ 心が軽くなる
誰かに話せるだけで安心でき、ストレスが軽減されます。
恋愛でも結婚生活でも、あなたが傷つく必要はありません。
あなたは十分頑張ってきました。
これからは あなた自身の心を守る選択 をしていいんです。
まずは気軽に相談してみてください。


まとめ
「俺がいないとダメだろ?」という言葉は、甘えにも、不安にも、そしてモラハラにも姿を変えます。
もしあなたが
・自信がなくなる
・相手の機嫌ばかり気にしてしまう
・一緒にいるのに心がしんどい
と感じているなら、それはもう心のSOS。あなたは十分がんばってきました。
恋愛も夫婦関係も、本来は互いを尊重し合い、お互いの人生を豊かにしていくためのものです。
あなたの優しさを利用する人に、これ以上心をすり減らす必要はありません。



不安と支配の違いが曖昧で迷ってしまうときは、ひとりで答えを出さなくて大丈夫。
あなたの本心を理解して、未来の選択を一緒に考えてくれる味方は必ずいます。
あなたが“自分らしく生きられる恋”を選べるように。
この記事が、その一歩になれたら嬉しいです。








